ドンペイのコラムでござる

[2026年04月号] 俳優 ドンペイのコラムでござる

いよいよ大河ドラマ「豊臣兄弟!」に
宮部継潤が登場しました
昨年 9月から撮影に入っていたので
皆さまへの お披露目は半年以上かかりました
第 13話の登場は 浅井長政の重臣として
織田信長に立ち向かうのですが
その後
頭脳明晰で武芸にも秀でている 宮部継潤を
織田側に調略せよ!と 信長からの命で
豊臣の兄弟が 継潤の元を訪ね
色んなやり取りがあります
(まだ放送前なのでこれくらいに… 笑)
で、第 16話からは宮部継潤の人生も変わります

撮影中 ふと思うことがあります
えっ これって 大河ドラマ だったよな
こんなに 中心で演じ
カメラに 大きく撮ってもらい
たくさんの言葉 (セリフ)を喋っている
小さい頃から観ていた 大河ドラマは
重厚な芝居を本物の俳優が演じていた
その記憶からすると 今の状況が
夢のようで 嬉しいやら 感動やら …

大河ドラマには今作で 8本目の出演ですが
これ程まで長きに渡りストーリーと共に
歩み続ける人物はなかったので
自分の生涯の中で忘れ得ぬ作品となるだろう

俳優をスタートした京都撮影所の大部屋時代
生涯の目標は東京に出て俳優として
仕事ができるようになりたい
そして、最終目標は 大河ドラマ に出ること!と
言っていた光景を今も鮮明に覚えている

20年前の大河ドラマ「功名が辻」で
初めての大河出演の機会をいただいた
( 山内家家臣 1.2.3.4.5 の 3 でした )(笑)
役名もなく、いつ居なくなっても影響のない
役柄でしたが 必死に取り組んだことで
助平 (スケベイ) と名前も付けていただき
自分だけ最終回まで残してもらえた
最終日に花束まで頂戴し
大勢の前でコメントする時
大部屋時代を思い出して
大号泣してしまったこともあった

大部屋時代には 大河ドラマに出れたら
もう死んでもいい!と思っていたが
神さまから まだまだやでぇ~ と
それからも色んなチャンスをいただくので
大部屋時代の頃 以上に
未だ コツコツと目の前のことに
必死で取り組んでいる

そんな大きな思いのある大河ドラマに
現在も恵まれた状況で携われていること
感謝の気持ちでいっぱいです!
俳優からすると 大河ドラマって
いつまでも身が引き締まり
重みを感じる作品なんです

これからも謙虚な気持ちを忘れず
自分に与えられたことに
一生懸命 取り組む
還暦のオジサンで邁進します(笑)

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