ドンペイのコラムでござる

[2024年07月号] 俳優 ドンペイのコラムでござる

今年も気づけば半年が経っていた
アッという間に過ぎゆく時間
戸惑いと焦りを何故だか感じる
このままの生活で良いのだろうか!?
毎年7月になり 半年が過ぎた頃
いつも同じことを思っている (笑)
バカボンのパパなら こう言うでしょ
それで いぃ~のだ !!
目の前のことに全力を尽くすのだ
日々 悔いのないよう
一生懸命 生きればいいのだ
夏だからスイカを食べるのだ!ってね (笑)
余談ですが
僕は子供の頃からスイカが大好きで
夜に食べ過ぎた時は、おねしょの心配が …
無事 おねしょ は大丈夫でも
次の日、トイレに行くと
赤いウンチが出たことがある プッ 笑
何でも 程々に! ですね
あっ ちなみに冬は みかんの食べ過ぎで
手が真っ黄色になることがよくあった 笑笑

今年の前半も今までの ご縁から
素敵な作品に出会え 取り組むことができた

現在放送中の「 虎に翼 」もそうだ
好評を得ているドラマに
約1ヶ月の出演であったが
今までのような キャラクター 重視の役柄ではなく
しっかりと内面からにじみ出る表情や
思いの気持ちを表現することが大事な役柄で
難しい役柄だったが とてもやりがいを感じた

「虎に翼」 チーフ演出の梛川さんとは
約20年近く前の大河ドラマ
「 功名が辻 」からのつき合いがある
昨夏にお会いした時「虎に翼」の
演出をすることをお聞きしたが
ドラマの題材が法律や弁護士や
裁判所など
難しい題材に あぁー 俺は関係しないな … と
思っていた (笑)
梛川さんとは現場以外で たまにお会いしても
仕事の話は ほぼしない
この役は ドンペイさんだ と思ってくださると
お声をかけてくださるので
互いに信頼関係で繋がっている
「べっぴんさん」や「おちょやん」も そうだった
いつも、お声が かかると
とても嬉しい気持ちになるが
それ以上に気合いが入る
作品の中でしっかりと人物表現をして
監督の思っている役柄にいかに近づけられるか
そして、それを観た色んな方から
あの役はドンペイで良かったね!って
起用してくださった監督に
そんな声が返ってくることが
演者の僕ができる
感謝のお返しだと思っている

この業界は 自身が持ってる 運 と
出会い と タイミング だと思う
もちろん力もないと対応できないが
芝居が上手でも まずは機会を掴まなくては
撮影の土俵には上がれないのだから …

これからも役の大小に関係なく
自分のやりたい役ができる喜びを
幸せにかえて突き進もうと思っています

先日、58歳になったドンペイより
( プライベートでは 孫2人の オジーです )
そこんとこ ヨロシク !

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