ドンペイのコラムでござる

[2020年01月号] 俳優 土平ドンペイのコラムでござる

新年おめでとうございます (^^)/

いよいよ 2020年 が始まりました!


今年は 日本国中 オリンピック 一色になるでしょう
国民が盛り上がる行事なるものは
なかなか見当たらないので喜ばしい事です
ただ、大きなエンターテイメントが終わった後
引き潮のように経済までも流れて行くのでは?
そんな話を耳にしますが
あくまでも噂であってほしいなぁ~と思っています

2020年
前回の東京オリンピックから 半世紀
阪神大震災から 25年
僕の最愛の母が亡くなって 20年
なぜか節目を感じる年です…
お母さんは 54歳で亡くなりました
今年、僕は 54歳になります
一生懸命 生きています!
まだ死ねません
昭和が良かったなぁ~って
よく口にしてしまいますが
昭和生まれのオッサンが
昔を懐かしがっているのではありません
歌謡曲にしても テレビドラマにしても
映画にしても 紅白歌合戦にしても
街の商店街 や ご近所さん
どれを取っても人情や愛が
溢れていたような気がします
そんな 昭和的な時代が 少しでも
戻ればいいなぁ~と思ってしまいます

気がかりなことがあります…
平成、令和、時代が変わっても殺人事件が後を絶ちません
事件内容を知ると首を傾げたくなる理由が多く
人の命や生涯を何と思っているのか!?
簡単粗末に扱う…
確かに今に始まった事ではない
江戸時代にも辻斬りなどと言う
通り魔的な殺人もあったが
お縄になってからの裁きが
妥当な形で出ていたように思う
その点いまはどうか?
私情的に許されない殺人を犯した者でも
立ち直りを計れる裁きになっているように思う
法律上での裁きであることは分かりますが
裁判での情ってものは必要ないですか?
凶悪犯が罪と向き合って誰が得をするんでしょう
惨殺された側の気持ちはどうなりますか
生涯悲しみを抱えて過ごすのですよ
罪を犯した人間が
何十年もの間 刑務所に居ると
何の罪で自分はここに居るのだろうってなりますよ
生ぬるい判決は要らない!
人を一人でも殺めたら死を持って償うべし
無期懲役をくらって「万歳三唱」って言うヤツが出て来る時代には
法律上での裁判 なんて言ってないで厳しく裁くべきだ
昭和の時代には
ふざけた裁かれ者が居たなんて聞いたことがない
事件だってそう
昭和の大事件「三億円事件」
子供ながらに悪いヤツだ!と記憶にあるが
誰も傷つけていない
今は人を騙して簡単に大金を手に入れ
上手くコトが進まない時は殺してしまう…
世の中が便利になればなる程
簡単に罪を犯せるようになった
命の尊さを今さら ここで述べる必要もないだろうが
罪の重さを感じていない
だから犯罪が後を絶たない
罪を犯せば厳罰に処するべきだ
教育に問題があるのか
家庭環境に問題があるのか
正す世の中を希望します
今こそ「必殺 仕事人」が必要なのかもね

新年早々 重い話になりましたが
便利な世の中やオリンピックに浮かれず
2020年も人情を大事に 魂込めて一生懸命 生きますよ
そして、笑顔いっぱいの年にしましょう

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