ドンペイのコラムでござる

[2018年12月号] 俳優 土平ドンペイのコラムでござる

晩秋を向かえ風の冷たさが
秋から冬へと様変わりしていることを感じる昨今です
平成最後の年も最終月の師走 毎年 この時期になると
時間の経つのが早い早いと言ってますが
近年 特にそれを感じます・・・(笑)

12月 師走の代表的なものと言えば?
まずは「クリスマス」でしょう
子供から大人まで なぜか 心暖まるイベント
そして「忘年会」かな (笑)こちらは大人が楽しむイベントですね
そして、もうひとつ! 僕の中で 12月と言えばコレなんです!
「赤穂事件」( いわゆる 忠臣蔵 )です

武士道や忠義を貫く人気のお話
たった 300年程前、本当にこんな出来事があったなんて…
時は 1701年 元禄14年 3月14日(旧暦)
赤穂城主 浅野内匠頭が 高家である 吉良上野介から
必要以上のパワハラを幾度と受け我慢ならずに
江戸城 松の廊下で斬りつけた事が発端でした …
即日、将軍 綱吉は 浅野 内匠頭に切腹
そして、お家断絶(取り潰し)と言う厳しい沙汰を言いつけたのです
色んな苦労を乗り越え浅野の家来達は
元禄 15年12月14日(旧暦) 亡き殿様の恨みを晴らすため
江戸にある 吉良上野介 邸へ討ち入りを果たした!と言う お話
とても簡単にまとめましたが
このコラムで忠臣蔵の実況をしている場合ではありませんので
今日は これぐらいにしておきます… (笑)
それほど僕は忠臣蔵が好きだって事を伝えたかったんです

この話から影響された事もありました
松の廊下で起こった事を家来が早かごに乗って
播州赤穂まで なんと! 4日半で着いたという 奇跡のような走り …
東京~赤穂 間 約 700 キロの道のりですよ!
この事を知って、俺も負けてなるものかと思い 数年前に
早かごは無いので 自転車で東海道五十三次を走破したのです
ひとりでリュックひとつ担ぎ 長い道のりをひたすらペダルを漕ぐ…
東京 日本橋を出発し、
京都 三条大橋までの道のりを7日間 かかってゴール
赤穂まで行ってないのに
早かごより3日もオーバーしていることが残念でしたが
東海道五十三次をしたことで
自分自身の生き方にヒントを得たり
日本の良いところを多く発見したりと
とても良い思い出となっています
箱根の山の苦しさは今でも鮮明に記憶しています
永遠と続く上り坂に本当に泣きそうになりました
ただ、夜に たどり着いた箱根の頂上から
静岡に下る 道のりから見えた
三島や沼津の夜景の美しさは
死ぬまでに もう1度必ず見ると心に誓いました (笑)

また機会があれば 次は 昔の人のように歩いて
東海道五十三次を達成したいと思っています


目標を持って日々楽しく過ごしましょう
一度きりの人生 頑張ろう (^^)/

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